シンポジウム

シンポジウム

主催 社会医療法人 孝仁会
釧路孝仁会記念病院
北海道大野記念病院
             日本医師会生涯教育講座
後援 札幌市
日本医師会
北海道医師会
札幌市医師会
朝日新聞北海道支社
北海道新聞社
北海道文化放送

企画 ジオジャパン株式会社
パネリスト 米国立衛生研究所(NIH) 主任研究員 小林久隆 博士
北海道大学大学院薬学研究院   教授 小川美香子先生
詳細 会場:道新ホール
開場:12:30
開演:13:00

“がん光免疫療法”最先端治療法によりガンが治る時代へ!!
特別講演 小林久隆 博士・市民フォーラムin札幌開催にあたって

NIH(米国立衛生研究所)とは、米国メリーランド州ベセスダにある世界最高峰の医学研究機関です。
18,000人を超えるスタッフの内、6,000人以上が医師・生命科学研究者で、年間予算はおよそ3兆円です。
 NIHではがん研究を筆頭に、ヒトゲノム、眼病、
 血液、老化、感染症、アレルギー、腎疾病、皮膚
 疾患、神経疾患、看護研究などといった最先端の医
 学研究が行われ、世界中から多くの研究者が集まっ
 ております。
特別講演を頂く小林久隆 博士はNCI/NIHシニアフェロー、また、今世紀初の日本人テニュア主任研究員です。
小林博士の開発された「近赤外光線免疫療法」は、オバマ大統領の一般教書演説で偉大な研究と称えられ、 2度のNIH長官賞を受賞されておられます。
また、日本政府の国家戦略室より「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」として表彰されました。
現在、アメリカ化学会の雑誌など欧米の7誌で編集委員、多くの国際学会でプログラム委員を務めておられます。

日本では国立がんセンター東病院にて2018年3月より治験が開始されましたが先行する米国では既にフェーズ3に進み、2年以内に実用化される見通しです。米食品医薬品局(FDA)は「米国の早期承認制度であるファストトラックに指定」し 承認審査を迅速に進める方針を発表しています。
現在の治療対象は、日米共に再発頭頸部がん(喉、口、耳、鼻、顎など)ですが、いずれは肺がん、大腸がん、乳がん、すい臓がん、前立腺がんにも広げていくと計画されております。